交通違反の区分:一般違反行為(青キップ)
行政処分:基礎点数点1点 (酒気帯びの場合:0.25mg/l以上は25点、0.25mg/l未満は14点)
反則通告制度:反則金6,000円(普通自動車の場合)
根拠法律:道路交通法第75条の8の2 2項~4項
高速自動車道においてけん引するための構造及び装置を有する車両は基本的に左から数えて一番目の通行帯しか走行することが出来ないにも関わらず違う通行帯を通行する行為です。
けん引自動車本線車道通行帯違反の罰則
【行政処分】基礎点数1点(過去の点数が残ってる方や行政処分歴がある方は注意)酒気帯びの場合:0.25mg/l以上は25点、0.25mg/l未満は14点※警視庁行政処分基準点数参照
【反則通告制度】大型車7,000円、普通自動車6,000円※警視庁反則金一覧表参照
法律全文
【道路交通法第75条の8の2】
2.前項の牽引自動車は、車両通行帯の設けられた自動車専用道路(道路標識等により指定された区間に限る。)の本線車道においては、当該本線車道の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。
3.第1項の牽引自動車は、車両通行帯の設けられた高速自動車国道の本線車道においては、当該本線車道の左側端から数えて一番目の車両通行帯(道路標識等により通行の区分が指定されているときは、当該通行の区分に係る車両通行帯)を通行しなければならない。
4.第1項の牽引自動車は、第23条若しくは第75条の4の規定による自動車の最低速度に達しない速度で進行している自動車を追い越すとき、第26条の2 第3項の規定によりその通行している車両通行帯をそのまま通行するとき、第40条 第2項の規定により一時進路を譲るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、前2項の規定によらないことができる。この場合において、追越しをするときは、その通行している車両通行帯の直近の右側の車両通行帯を通行しなければならない。
高速自動車国道においてけん引車両が他の自動車に追いつきその自動車を追い越す際には追い越す自動車が走行しているすぐ右の通行帯を使用しなければなりません。これを遵守しない場合もけん引自動車本線車道通行帯違反になります。